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斜面・地すべり調査

深層崩壊や地すべりの発生メカニズムについて、地形発達史的背景
やひずみ(変位率)を指標とした解析を各地で進めています。

ギャラリー

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2004年中越地震

地表に露出したすべり面。ツルツルで簡単には登れない。                     

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地すべりの発達史

2004年新潟県中越地震で発生した地すべり。階層的な巨大地すべり下部ブロックが滑っている。   

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花崗岩の緩み

緩んだ花崗岩の出尾根地形で、上部は変位により小規模な段差、緩斜面が形成されている。      

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花崗岩の共役割れ目

さながら現場で一軸圧縮試験時に起こる共役割れ目を見ているようである。             

斜面地形発達史と変位

地すべりの地形発達史
地すべり地形の発達過程は人間の一生に例えることができます。若い時期には表面に”張り”があり、青年から中高年にかけて活動するたびに侵食谷・亀裂などの”しわ”が増え、やがて腰が曲がるように平坦になり、最終的には消滅します。近年、地すべりに関わる大規模工事が増加しており、古い地すべりの安定性が施工計画や工事の経済性に影響することも多くなっています。
深層崩壊と変位率
深層崩壊の発生メカニズムを知ることは、地域防災計画にとっても重要です。当社では深層崩壊の発生に至る初生地すべりについて、地盤内の変位率(歪量)が注目し、全国各地で研究を重ねています。これまでに、四国の結晶片岩の破砕帯地すべりの初生地すべりが変位率2.5%で始まること、中越地方の第三紀層地すべりの初生地すべりが変位率5%、軟岩として扱われている風化花崗岩でも変位率が5%を超えると初生地すべりが始まることを明らかにしています。        
風化花崗岩の内部構造の観察       
平成20年度の応用地質学会で、風化花崗岩の緩みと初生地すべりについてポスター発表を行い、詳細なスケッチと地質解析結果を示しました。コチラ
 

                                    各地質帯における斜面の変位率と傾斜との関係