気象庁資料から作成

防災対策施設の維持管理

 老朽化した宅地擁壁の点検

維持管理の時代

大地動乱の時代

 老朽化した地すべり対策施設(集水井)の点検

 近年集中豪雨や直下型地震が頻発しています。特徴的なことは、これまで比較的雨の少なかった地域でも豪雨が発生していることや、いわゆる”ゲリラ豪雨”と呼ばれるような、短時間に極めて多量の雨が降るような夕立が増えています。また、1990年代から活断層に伴う直下型地震が明らかに増加しており、いわば「大地動乱の時代」に入ったということができます。

 一方、高度経済成長期に建設した構造物が更新時期にさしかかっています。例えば
 
 ・地すべり等防止法 昭和33(1958)年
 ・宅地造成規制法  昭和37(1962)年
 ・急傾斜地の崩壊による災害の防止に関する法律 昭和44(1969)年

 いずれも半世紀近く経過しようとしています。一方で、住宅の品質確保の促進等に関わる法律(平成11年)、長期優良住宅のの普及の促進に関する法律(平成21年)や、宅地耐震化事業など、造成した構造物をできるだけ長く利用するための制度も増えてきています。
 このため、既設防災対策施設の点検・維持管理が急務となっています。当社では、対象地域の地形発達史的背景や地質構造を十分に踏まえ、今後の変化を予測すること、一般市民にもわかりやすく説明すること、ライフサイクルコストの低減も視野に入れた調査、維持管理、点検に携わっています。